ご挨拶

つかつくリレーサイトへようこそ╰(*´︶`*)╯♡


☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;



このサイトは、『つかつく』大好きな6人の書き手が集まってリレーのために立ち上げたイベントサイトになります。



6人の書き手が一体誰なのか……
現時点では秘密です(≧∀≦)

ですが…それぞれのサイトにヒントは隠されているので
探してみて下さいね(((o(*゚▽゚*)o)))


そのうちメンバーは明らかになりますので、
誰が書いてるのか予想しながお話を読み進めてみて下さいね。
お話はそれぞれ書き手の個性が溢れているので
つかつく大好きな読者さん達には
予想するのはもしかしたら簡単かも。。




本編は、9月1日0時からスタートします!

本編開始に先立ち、プロローグを8/30 0時に先行公開♥


9/1からの本編は、毎日0時に1日1話ずつ更新していきます。

(リレー方法とインデックスはこちらへ)



まず1周目は、な、なんと1人3話ずつ
18話で6人がぐるっと一周してから
リレー方式がガチに変わり1人1話になりますので
そちらもお楽しみに♡






タイトルは・・・『start over』


どんな話が繰り広げられるのか…


そして結末は………?




沢山の皆さまに楽しんで頂けますように。。






※コメントは全ての書き手が共有出来るように
全てオープンコメントになっています。
それをご了承頂いた上でコメントをお願いいたしますm(_ _)m





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リレー方法とインデックス

花より男子 二次小説 つかつくリレー


 『start over』


【先行公開】 8/30 0時

プロローグ


【前半】 9/1より1日1話更新!! (毎日0時)

6人の書き手がそれぞれ3話担当していますよ。(全18話)
順番はアミダくじで決まりました。誰がでてくるかな~??


第1話  第2話  第3話  第4話  第5話  第6話 

第7話  第8話  第9話  第10話  第11話  第12話

第13話  第14話  第15話  第16話  第17話  第18話

(クリックしても飛べないお話は未公開です)


【後半】 9/19よりスタート!!

2度目のあみだくじで決まった順番で、リアルタイムリレ─♪

一人1話
投稿日 : 前任者投稿翌日より3日以内
投稿時間 : 書けたらすぐ!なので、時間は未定!

本当に、誰が何を書いて回してくるか分かりませんっΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
一人1話で終わるのかっ!?
一緒に楽しんでくださいね!!


第19話  第20話  第21話  第22話  第23話  最終話



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Just be myself  後編




Happyending
         written by Happyending







「それで?牧野は仕事がしたいの?」
「うん。あたしにはやっぱり無理なのよ。家でじっとしてるのって。」
「司は何て?」
「あいつには.....まだ言ってない。」
「ふーん。」


あたしの目の前には何故か花沢類。

お邸を出ようとしたら執事さんに泣きつかれて、どこにいくにしても邸の車で送らせてくれと無理矢理リムジンに押し込まれた。

あたしは、ただ、少し考えたかったんだ。
これからのこと。
あたしがあたしらしくいるためにはどうしたらいいのか?

少なくとも、このままお邸に籠ってレッスンを受け続けるだけじゃダメだと思う。
かといって、お義母様との約束は絶対に守りたい。
それならどうする?


頭をすっきりさせたくて、リムジンから夜景を眺めながら考え込んでいると、いつの間にかメープルに到着していた。
運転手さんに「本日はこちらに御宿泊を」と強引に勧められたけど、チャーリーが一緒で泊まれる訳ない。泊まれたとしても、メープルなんていくら掛かるか不安だし。
あーだこーだと押し問答していたところで、なんと花沢類と出くわした。類は仕事でNYに寄ったところで、明日にはフランスなんだって。片手に旅行鞄を持ち、もう片手にはチャーリーを抱っこしたあたしを見て、一瞬目を丸くしたけど、すぐにその怪訝そうな表情は引っ込めて、あたしに会う時間もないと思っていたからラッキーだって笑ってくれた。

それに、さすがは花沢物産の専務取締役だ。
メープル側にあっと言う間に話を付け、あたしとチャーリーはメープルに泊まれることになった...んだけど、案内されたのはとんでもなく広いお部屋。「こんなとこ無理っ!」って反対したけど、チャーリーと一緒に泊まれる部屋はここだけらしいよって説得されて黙るしかなかった。お金...足りるかな...。

それから、ディナーを一緒にっていうことになって、
今は類と二人でメープルのフレンチを堪能中。


「花嫁修業はどうするの?」
「外の世界に触れることも花嫁修業だと思うんだ。」
「具体的には?」
「道明寺家が寄付をしている団体がいくつかあってね。教育とか医療とか、そういうところでボランティアも募集してるの。花嫁修業をしながら、そういう世界も見てみたい。ほら、あたし看護師だからさ。こっちでもそういう誰かの役に立つ仕事がしたいっていうか...。そりゃ、ビジネスにはならないけど.....。」
「へぇ...牧野らしいじゃん。」

あたしらしい・・・
類がそう言ってくれたから、なんだか勇気が湧いてくる。

「でも、お義母様がなんていうか...。」
「けど、もう決めたんでしょ?」
「・・・・うん。」

そう、あたしは決めた。
今の花嫁修業だって十分な成果は上がっていないけど、あたしはどうしたって完璧になんてできやしない。
それならあたしらしい役目ってないのかな?
そう考えた時、思い浮かんだのは道明寺家が支援する施設のボランティア事業だった。

やりたいことをやりたい。
あたしらしく生きていきたい。
この先ずっとNYで暮らすのなら、あたしらしい生き方をしたい。
そうしなきゃ、道明寺はどんどん先に行っちゃうし、あたしは自分に自信が無くなって卑屈になっちゃう。
道明寺が好きになったのは、言いたいことをきちんと言える、やりたいことは自分で決める、そういう女でしょ?
あたしは、そういう自分でありたいんだ。


「お義母様は明日、シンガポールから戻られるみたいなの。そこで相談しようと思ってる。」
「ん。」
「類は、明日にはフランスだよね。」
「ああ、午前の便で行くよ。」
「そっかぁ、でも今日会えてよかったな。」
「俺も。」
「明日見送りに行くね。」
「えー、なんかちょっと嫌な予感するんだけど......」
「なんで?」
「ま...いいや。久しぶりだし。」


明日になったらお義母様に相談しよう。
あたしらしく花嫁修業をしたいことを。
うんっ、元気出てきた!


そして翌日、同じくメープルに宿泊していた類と待ち合わせて、あたしたちはJFK空港に向かったんだ。






***



リムジンを飛び降り、走り出した俺。
目の前に二人の後ろ姿が近づいてくる。

類が牧野の鞄を持って、牧野はチャーリーを抱いて笑ってる。
つまり、これから逃避行って訳だなっ!
逃がすかっ!!


だが、あと5メートルまで近づいた時、
俺の前に人垣が現れた。

カシャカシャカシャッ!!

数名のカメラマンだ。


『花沢さん、隣の女性はどなたですか!?』
『これからお二人でご旅行でも!?』
『結婚のご予定は!?』


ピタリと俺の足が止まる。

なんだ...この質問は...。
何で、こんなこと類に聞きやがる?
これは本来、俺が聞かれるべき質問だろっ!!

怒り心頭で、目の前のバカどもを殴り倒す寸前。
マスコミに振り返った類が俺の存在に気付いた。

「あ...」って、その面倒くせぇって顔なんだよっ!!
牧野はというと、カメラマンに焦って俺になんて気づいてねぇっ。


『素敵な方だ。お似合いの二人ですね。』
『本当に、どちらのお嬢様ですか?』

おいっ、何てこと言いやがるっ!
こいつは類のもんでも、お嬢様でもねぇ。
俺のオンナだっ!!

だから嫌なんだ、こいつを一人にすんのは。
邸でじっとしてればいいもんを、ノコノコ出てきやがって。
こいつは自分で気づいてねーだけで、すぐに人目を引いちまう。
この1年の花嫁修業で磨きが掛かって、ガキの頃とは比べ物になんねぇくらい綺麗になった。
俺が、焦るぐらに・・・

けど、相手がどんな奴であろうとも、絶対に牧野は譲らねぇ。
俺から連れ去ろうって言うなら戦うまで。
俺がボキボキと指を鳴らし、類を睨むと、

「や、司。」

類がいつもと変わらない、ひょうひょうとした様子で俺に向かって手を上げた。


途端に振り返るカメラマンたち。
突然の俺の登場に、先ほど以上にシャッター音が鳴る。

俺の視線の先には牧野。
俺に気付いたあいつは、目を真ん丸にしたとぼけ顔。

牧野の腕にいたチャーリーがポンと飛び出して、カメラマンを足元をすり抜け、俺の胸にジャンプした。

「ナッ、ナッ!!」
「ただいま、チャーリー。」

俺が猫に話しかけると、さらにシャッターが切られる。

「お前のママはどこに行こうとしてんだ?あ?」
「ナァ?」
「まさか出て行くつもりじゃねーだろうな?」
「ニャーッ!?」

チャーリーを拾ってから半年になるが、俺とこいつは何故か気が合う。
俺はなんとなくこいつが言ってることが分かっちまうし、たぶんこいつは俺の言葉を分かってる。
・・・牧野には言えねぇけど。

ブンブンと器用に首を振るチャーリーの様子から、牧野の逃亡は俺の誤解らしいと知る。


『ど...道明寺さんっ、その猫は一体っ・・!?』
『道明寺さんのお知り合いの女性でしたか!?』

類のスクープかと思いきや、俺とも繋がっていたことに、マスコミが色めき立つ。

まぁ、この際だ。
特大スクープ、くれてやろうじゃねーか!


カメラマンを肩でかき分けて、牧野と類に近づいた。
呆然と俺の姿を見つめる牧野の目の前に立つ。

それから一瞬だけ後ろを振り返り、カメラに向かって怒鳴った。


「こいつはずっと前から俺の女だっ!!」


俺は牧野の腰を片手で引き寄せると、ぱっかりと開いたその唇を塞いだ。

チャーリーが危険を察して類の肩へ飛び移る。
それを見た俺は、空いた手で牧野の後頭部を抱え、1か月振りの牧野の口内を散々堪能してやった。


両手に牧野の抵抗を感じるが関係ねぇ。
こいつを捕まえるためなら、
俺はなんだってやる!!









・・・・・・が、

「副社長ともあろう者が、恥ずかしくないのかしら?」

国連の総会を終えると、俺はババァの執務室に連行された。
牧野は一足先に連行され、ババァの向かい側のソファーにちんまりと座っていた。

「恥ずかしくなんてありませんね。」

牧野の隣に座り、堂々とそう言い返した途端、牧野から素早い足蹴りを喰らう。
相変わらず足癖悪ぃ女だ。

「...ゴホッ。牧野さんはボランティアや、道明寺家の慈善事業に興味があるそうよ。」
「なんだよ、いきなり。」
「良いことだと思います。」
「はぁ?」
「自分のすべき役割を自分で見つけて動く。私はいつ彼女からそういった発言が出るかと思っていました。」
「こいつに外で仕事させるってことか?ダメに決まってんだろ。」

外に出すなんてとんでもねぇ。
パーティーとかなら俺がついてられるが、仕事となれば別だ。
無防備なこいつに、男が近づくに決まってるっ。

「道明寺っ!」
「お前はすぐにキョトキョトするからな。」
「何よそれっ。」
「お前は分かってねーんだよ。お前がフラフラしてっから、男どもがお前見てニヤニヤして・・」
「そんなわけないでしょ。あたしはもうオバサンなんだからっ!」
「何言ってんだっ、お前は世界一可愛いんだよっ!!」
「バ..バカッ!あんたこそ、ブラジルで鼻の下伸ばしてたくせにっ!」
「はぁっ!?類と逃げようとしてたのはどこのどいつだっ!」
「そんなわけないでしょ、どこに目つけてんのよっ!」
「なんだとぉ!?」


「あなた方、いい加減になさいっ!!」

いつの間にかここにババァがいるってことをお互いに忘れてた。
一喝された俺たちは、一瞬で押し黙る。

「本当に、どうしようもないわね。」
「すみません...」「チッ」

ババアが溜息を吐き、それからシレッと言った。

「さっさと婚約を発表しないから、このようなことになるのではなくて?」

「「・・・・・婚約?」」

牧野と同時に呟き、視線を合わす。


つーか、ちょっと待て。
俺たちは、ババァから認められるようになるまではと発表せずにいた訳で。
なのに、このババァの発言は何だ?

「もう1年も前に認めています。一体いつ発表するのかと思っていましたよ。こうなったら、これ以上の恥はかかせないで頂戴。今すぐ婚約発表を。これは命令です。それから、つくしさん、あなたには道明寺家の代表として慈善事業に関わって頂くわ。あなたがしっかりしていないと司の暴走が止まらないのよ。分かっているわね、しっかり頼んだわよ。・・・以上。」


それだけ言って立ち上がり、ババァはどっかに消えて行った。

残されたのは俺たち二人。

突然のことに言葉が出ねぇ。
つまり、牧野はとっくに婚約者として認められていたってこと。

そうだ。
ババァに命令されるまでもねぇっつーんだよっ!!

俺はもう13年も前からこいつしか見てなくて、
こいつ以外の女なんて考えらんねぇ。
婚約だって、結婚だって、相手はこいつしかいねぇ。
そのためにずっと努力してきたんだ。



俺は牧野の手を取り、俺の執務室へ向かった。
牧野は何も言わず大人しく俺について来る。

デスクの引き出しには、もうずっと前から用意していたエンゲージリング。

その箱の蓋を開け、ダイヤの指輪を摘まみ、
牧野の細い左手薬指に、それをゆっくりと落とし込んだ。


「あと2年、俺について来い。よそ見すんな。」

「バカ.................でも、ありがと。」


目を真っ赤にした牧野が俺の大好きな笑顔を向ける。
それから、ポンッと地面を蹴り、俺の胸に飛び込んできた。



それから約2年、牧野は俺の婚約者として表にでる機会が増えた。
元々人タラシなこいつはあっという間に人脈を作り、イキイキとボランティアやら何やらに励んでる。
邸でじっと修業をしているよりも、ずっと楽しいと笑っている。
そんなこいつを見ていると、俺も嬉しくなっちまうんだからどうしようもねぇ。

一人で走って来た12年が嘘のようだ。
隣に牧野がいれば、俺はどこまでも幸せになれちまう。

すげぇ女だよ、こいつは、ほんとに。









********





「すげぇ....痛くねぇの?」
「初めは痛かったんだけど、今は大丈夫。」
「へぇ...。」

今、俺の目の前には、生まれたばかりのくせに、すげぇ勢いでつくしの乳首に吸い付いてる俺の息子がいる。

「やっぱ、胸デカくなったよな。」
「ちょっとあんまり見ないでよ。」
「いいだろ、もっと見せろ。」

いや、正確に言えば、俺はつくしの胸がデカかろうが小さかろうがどっちだっていい。
ただ、こんな生まれたてのガキが、一心不乱に母乳を求めるその生命力にちょっと感動していたんだ。
なのに、こいつときたら・・・

「あー、そうだよね。あんた、案外巨乳好きなんだもんねっ!」
「は?」

相変わらず訳わかんねぇことを言う。



その晩、一体どういうことだとベッドの中で執拗にキスを繰り返し聞き出したところ・・
昔、ブラジルでのパーティーで撮られた写真の中の俺が、女の巨乳を凝視してたんだとか。

「あっ、もしかしてそれって、お前が類と逃げ出そうとした時のことか?」
「逃げ出してないし・・・」

おっぱいに挟まれて死ねとか言われたことを思い出した。
だが、あの時は確か・・・

「あの時、確か、大統領の娘が着けてたチョーカーが気になったんだよな。」
「チョーカー!?」
「ああ。それが、マグロの形してたんだよ。チャーリーにピッタリだと思って、土産に買ってきただろ?」

つくしが「あっ!」と声を上げた。

丁度よく「ナァ~ン...」とヤツがベッドに上がって来た。
その首には、マグロ形のプレートのついたチョーカーが結ばれている。


「うそぉ・・・」
「嫉妬してんじゃねーよ。」


コツン...とおでこを突くと、
耳まで真っ赤になる可愛い俺の妻。

その耳元にそっと囁いてみる。


「なぁ、そろそろ解禁?」



Fin.









つくしはつくしらしく、生き生きと。
司は司らしく、堂々と。
そして、どんなに時がたっても二人はラブラブです( *´艸`)

これから子供も増えてますます賑やかになることでしょう(*^^*)
二人は二人らしく、ずっーと幸せでいて欲しいです(*^^*)




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Just be myself  前編



Happyending
         written by Happyending







「ねぇ、あんたはどう思う?」
「ナッ..?」
「これ、ここ見て?」
「ナァ??」
「やっぱりオトコってこういうヒトがいいわけ?」
「ナァ~ン..」
「やっぱりそうなんだっ。あんたもオトコだもんね、チャーリーっ!!」
「ニャーッ!?」


あたしの剣幕にびっくりしたみたいで、チャーリーの尻尾がピーンって伸びた。

とある雑誌の見開き。
ドーンと写っているのは道明寺.....と、ボン・キュッ・ボンなスタイル抜群の女性。
ブラジル大統領の長女イザベラさんは若手人気No1の女優さんなんだとか。太ももまでスリットの入ったピタピタのロングドレスに、大きく開いた胸元には溢れんばかりの豊満な胸。背も高く似て、スレンダーで、目鼻立ちがくっきりした超美人。

別にね。こういうことには慣れてるの。
今までだって、道明寺は仕事上、色んな女性と写真を撮られてるからね。


この1年間、NYの道明寺邸で花嫁修業中のあたし。
お義母様が厳選して下さった一流の講師陣が、立ち居振る舞いはもちろん、語学や経済学に心理学、ダンスにフラワーアレンジメント......と、各方面からあたしを鍛えてくれている。
でも、所詮土台がないからね。1年経った今でもお義母様の許容レベルになんて達するはずもなく、あたしの今の状況は、花嫁修業というよりは行儀見習いに近い。
『貴方に完璧など求めていません。つくしさんはつくしさんらしく精進なさい』と、そう言って下さったお義母様の言葉に嘘はないと思うけど、お義母様なんて呼ぶのも烏滸がましい位にあたしってば出来が悪い。

道明寺との約束の15年まではあと2年。焦ったって仕方がないって分かってる。
でも・・・大人になった道明寺は仕事も出来て、悔しいけどいい男になっていて、あたしはと言えば、また正式な婚約者にも値しない状況で・・・

こんな写真をみたら、やっぱり落ち込むよ。


1年前の大型プロジェクトの成功により副社長に昇進した道明寺の忙しさはあたしの想像以上で、会える時間だってすごく少ない。チャーリーはあたしの愚痴を聞いてくれるけど、それでもやっぱり不安になる。

あたしは本当に道明寺の隣に立てる女性になれるのかな?


しかも・・・今回の写真はいつもと違ったの。

道明寺の視線がね.....
イザベラさんの豊満なおっぱいに向いてた。
褐色の健康的な肌色で、つやつやした二つのボールみたいな胸。
今までたくさんの雑誌に載ってきた道明寺だけど、こんな写真撮られたことなかったのに...。


ちらりとセーターの中の自分の胸を覗いてみる。
・・・チッチャ。

___ショック

なんだか、凄くショック。
素養だけじゃない、見た目だって、生まれつき華やかなあいつには釣り合わない。

でもさ.....あたしがここにいるのは、あいつの言葉を信じてるからなのに。
浮気すんなって、15年待てって、しかもあたしには太れとか、そう言ったのはあいつのくせに。
やっぱりこういう若くてナイスバディ―がいいんじゃん....
急にそんな風に思えて、なんだか悲しくなった。



Tururururu........Tururururu........Tururururu........

あーもう、携帯に出るのもめんどくさい。
だから、スマホの画面も見ずに電話に出てしまった。

「はい、もしもし...」
『牧野、俺。』
「道明寺っ!?」

突然聞こえた道明寺の声に、だらーんと寝そべっていたソファーから飛び起きた。

「ど...どうしたの?」
『明日そっちに戻れることになったんだよ。んで、』

道明寺は南米開発プロジェクトの最終チェックのため、この3週間ブラジル出張だった。
あと1週間は確実に戻れないって言ってたのに。

でも、そっか.....帰ってくるんだ。
そんな道明寺の声を聞いただけで気分が浮上するなんて、あたしもゲンキン。

別におっぱいに視線が行くぐらい、浮気って訳じゃないし...
あいつだって疲れてるんだから、こんなことでプリプリしている場合じゃないよね。
あたしはいい大人なんだから..........

って、そう思ったのに、


『やっぱりゴールドが似合うと思うわ。』

電話の向こうから聞こえて来たのは若い女性の張りのある声。

・・・・え?


『うっせーな。で、牧野、』
「道明寺、今何してるの?」
『あ?いや、ちょっと店に、』
「誰と?」
『誰って、イザベラって女の....』

イザベラって・・・
あの、ボン・キュッ・ボンのナイスバディーじゃんっ!!

何で、一緒にいるのっ!?


なんていうか、ここで何かがプツン...って切れちゃったんだと思う。
花嫁修業で褒められようとか、あいつの負担にならないようにしようとか、あいつに恥をかかせないようにしなきゃとか、高校生じゃないんだから、あたしも少しは物分かりのいい大人の女にならなくちゃとか、・・・・そんな風に無理に頑張ってきたこと全部。



『・・でな、』

「.........キライ」

『は?』

「あんたなんか嫌いっ!おっぱいに挟まれて死んじまえっ!!」

『はぁっ!??おいっ、牧野・・』




初めてだったかも知れない。
12年も離れていて、NYで一緒にいられる時間は夢みたいに貴重で大切だった。
だから、こんな風にバカみたいな嫉妬をあいつにぶつけるのはこっちに来てから初めてだったと思う。
30過ぎの女がね......何言ってるのよって笑っちゃうけど。


電話を切った途端にふっと体から力が抜けた。

やっちゃった.....っていうがっかりした気持ちが半分。
反対に、よく言った!っていうスッキリ感が半分。

久しぶりにあいつに怒鳴ったら、何故か奇妙な爽快感があった。
なんだかあたし、こっちに来てからすっかり弱ってたのかも。
本来のあたしはこんな女じゃなかったはずなのに。

誰にどう思われたっていい。
言いたいことは言わなきゃ。
そうだよ、あたしはあたしらしく。
それであいつに嫌われるのなら仕方ない。
できないものはできないし、嫌なもんは嫌なのよ。
そんなことも言えなくなっちゃうあたしは、あたしじゃないっ!!


それなら・・・

あたしが今したいことってなんだろう?
こうやって、お邸に籠っていることなのかな?


・・・・・・・。


ガバッ!!

あたしは勢いよく立ち上がった。


「チャーリー、行くよ!」
「ニャッ??」


これでダメになるんならそれまでよ。
あたしは、あたしらしく行く。


鞄に数着の洋服を詰めると、
あたしはチャーリーを抱いて部屋を飛び出した。







***




__おっぱいに挟まれて死んじまえ・・?


ブラジル大統領の長女がアドバイザーを務めているブランドショップで、俺は突然切られた携帯を手に唖然とした。

おっぱい・・?

ふと目の前を見ると、イザベラって女が胸が半分見えた状態のキャミドレス姿で笑ってやがる。
ずっとそのカッコだったんだろうが、今初めてそれに気づいた。
それ、何か入れてんのか?気色悪ぃんだよっ。


「ツカサさん、どうなさいましたの?」
「おい、お前のせいだぞ。」
「えぇっ!?」


胸がどうとかって...
あいつ、なんか勘違いしてんだろ、絶対。
あいつが何にも言わねぇから、これまで雑誌やTVの報道なんて完全にスルーしてた。
つーか、正直そんなの見てる余裕もねぇし。
けど、さっきの牧野の発言はどう考えてもオカシイ。


「おい、西田。NYでなんか報道でもあったのか?」
「いえ、特に牧野様が気になさるような内容は・・・」
「とにかく全部集めろ。それから、牧野にSP付けてくれ。あいつキレるとなにすっか分かんねぇから。」

あいつは元々俺に飛び蹴り喰らわせるような女だ。
NYに来てからは以前より大人しくなったっつーか、大人になった気もしていたが、根本が変わる訳ねぇ。
俺だって、仕事で暴れるようなことはねぇが、本質は全く変わってねーし。

「クソッ」

せめて俺がNYにいればと悔やまれたが、とりあえず、土産にと考えていたジュエリーを適当に買いあさり、リムジンに乗り込んだ。早いとこ、今晩の仕事に蹴りを付けて、そのままNYだっ!

「あっちに戻ったら少し時間作れよ。」
「総会までの1時間程度ですが...」

西田が困ったような顔をする。
そりゃそうだな。この帰国だって、国連総会に呼ばれてるからなんだしよ。

けど、そんなことで思い出す。
西田が困るといつも牧野は溜息を吐いていた。
あれはなかなか仕事に行きたがらねぇ俺に呆れていたわけでもなく、諦めの溜息だったのか?

ジワリ...と妙な汗が俺の背中を流れた。



西田にNYの状況を調べさせたところ、案の定、この1か月の間にNYで発売された雑誌には俺の記事が載っていた。
ブラジル政府主催のパーティーで、歓談中にイザベラとツーショットに見えるように撮られた写真もあった。
だが、別に特段なんてことねー写真だと思うが。あいつは何を怒ってんだ?

初めはあいつがヤキモチ焼いてるんだと嬉しいような気もしたが、何度掛けても繋がらない電話にだんだんと不安になってくる。

そう言えば、あいつ...なんか吹っ切った風じゃなかったか?
『あんたなんか嫌い』って、あんなこと言われたの高校以来だぞ。

いや...けど、まさかな。
牧野はババァに認められて花嫁修業してるんだし、正式な婚約はしてねぇけど、邸中の人間は皆あいつのことを認めてる。本来ならパーティーやらなんやらに連れて歩きたいところだが、あいつがババァから許可が下りるまではって頑なだからそうもいかねぇだけで、俺の眼中には牧野しかいねぇってことを知ってる人間は少なくない。

15年待って欲しいと言ったあの日の約束。
あの長すぎる約束を、あいつは忠実に守ろうとしてる。
一緒に暮らしているとは言っても会える時間は少なくて、それでも俺は邸に帰ればあいつの温もりがあることに安堵していた。そんな生活にあいつが寂しいと言ったのはたった一度だけ。チャーリーがうちに来た日だけだ。

俺はあいつに甘え過ぎてた...か?

そう思えば急激に焦りを感じた。


しつこく牧野の携帯を鳴らすが、相変わらず繋がらねぇ。
店では繋がったんだから、ぜってぇ電源落としてやがる。
それならば...と邸に電話をしてみると、執事が慌てた様子でこう言った。

『ま、牧野様が急に出て行かれて・・・』

取り付く島もないなかったらしい。
それでも、うちの車を使う様に説得し、しぶしぶ運転手付きの車で出て行ったとか。

マジかよ。
出て行くって...あいつが?

俺としたことが、携帯を握った手が震えてる。
信じらんねぇという思いと、あの女ならやりかねねぇという思い。


そして、寝ぼけてたらしい俺の本能が目覚めていく。

何年経とうが変わらねぇ・・俺の本質。


____お前が俺から逃げるなら、
    追いかけるに決まってんだろっ!!


もう一度携帯を握りしめ、次々と指示を出す。
運転手・SP・ホテル・空港に全てに包囲網を張る。
あいつを俺のテリトリーに囲い込んでやる。

俺をこれだけ焦らせ、こんなことをさせるのはあいつしかいねぇ。
やっぱすげぇ女なんだあいつは。

そうして、速攻で現地の最終確認を終え、待機させていたジェットに飛び乗った。









翌朝、10時間のフライトを終え、JFK空港に降り立った。

プライベートジェット専用ターミナルからリムジンに乗り込み、俺が手配したメープルにいるという牧野を捕まえに行こうとした時のことだ。

・・・・ん?

走り出したリムジンから一瞬だけ見えたのは、類。
いやそれだけじゃねぇ。その隣をニコニコと笑いながら歩いていたのは・・・牧野じゃなかったか?

俺があいつを見間違うはずがない。

ということは.....
あいつ、類と逃げる気かっ!?


「止まれっ!」


車を止めると俺は、一目散に走り出した。









スピンオフ.....NYの二人のハジメテの喧嘩です(*^^*)
つくしちゃんも司も、約束の15年まであと少し。
あと少しだと思うからこそ自分を抑えて努力していたのですが...
そろそろ本来の自分が爆発しそうです( *´艸`)

『Just be myself』 ただ、ありのままに  自分らしく

二人の本来の姿は・・・?
後編は、今晩0時です(*^^*)





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君の隣 side Tsukasa



くるみぼたん
         written by くるみぼたん








ロシア出張を終え、そのまま日本に入った。

俺がロシアに出張したのをいい事に、つくしは日本にチャーリーを連れて里帰りってのをしている。

俺も日本で、ゆっくり…なんて思っていたが、ここぞとばかりに仕事を詰め込まれた。



早速、俺は打ち合わせのために花沢のオフィスを訪れた。

類の執務室の前に到着し、ドアを開けようと手を掛けた時に聞こえてきた話し声に聞き耳を立ていた。



「牧野とは連絡とってるの?」
「えっ!い、いいえそんな事ありません。
つく……いえ、牧野さん……は旧姓ですね…
えっと、彼女はもう人の奥さんですし、僕はフラれた身ですから。」




誰だ?こいつ??

牧野に振られただと??





「あああっ!!!!!」
「どうされましたか?」
「……忘れてた!牧野は見合いしたんだよ
田舎モンの男と!!!」
「副社長!打ち合わせは!!」
「煩え!帰るっ!!」



打ち合わせなんかしてる場合じゃねぇ!!!
牧野…いやつくしの見合いをぶち壊してやるっ!



邸に帰り、チャーリーを探すと呑気に昼寝なんかしてやがる。


「チャーリー、来いっ!!」
「ナア?」

「今日は大間のマグロのジャーキーだ。」
「ナァン」


特別に作らせたマグロの赤身のジャーキー。
赤身だったらヘルシーだしいいだろ?


マグロに反応したチャーリーは尻尾をゆったりと振りながら俺についてきた。

ソファに座りジャーキーをやると、最近おやつをもらって無かったからかあっという間に食っちまい、しょうがねぇなぁ〜と言わんばかりにソファの上で俺に腹を向けて転がった。



「頼むぞ、つくしのお見合いだ!」
「…ナァ」



チャーリーなお腹をさすりながら俺は眠りについた。











どこかのホテル。
メープルじゃねー事は確かだな。
つくしの家族の前に座ってるのが例の見合い相手か…。
可愛い格好して畏っているつくしは可愛い…が、俺のためじゃねーのが気にいらねぇ。


すぐにでも見合いなんてするなと出て行きたかったが、俺は動く事が出来ねぇ。




チッ、なんで類まで居るんだよ!




見合い相手は、見た目は俺には劣るが人の良さそうな感じが雰囲気から滲み出ている。

見合いの場も和気藹々な雰囲気で、俺と出会わなかったらつくしはこんなヤツと結婚してたのかもな…なんて思った。


って認めてる場合じゃねぇ!!



初めて会ったはずなのに『娘さんを僕に下さいっ!』なんてプロポーズしてんじゃねーよ!!!



そして弟!!!



『喜んでっ!』なんて軽々しく返事をしてんじゃねー!!!


出ていけないもどかしさと怒りに震えていたら、目の前がパッと光り眩しさにギュッと目を瞑った。












ううっ、寒みぃ。。

目を開けると類とつくしの2人が公園を歩きながら話している。


お見合いはもう終わっちまったのか?
2人ともさっきと服装が違うから別の日か…。


周りをキョロキョロを見回してみると、雪深いしどうやらここは北海道のようだ。



「それで、じゃがいも君とはどうなの?」
「その、じゃがいも君って呼び方どうにかなんない?
健太郎さんでしょ?」
「へぇ!名前で呼ぶ様になったんだ。
もう返事したの?」



2人の会話が聞こえて来て、勢いよく出て行こうとした足を止め後ろをつけることにした。


見合い相手のことを名前で呼ぶ仲になってんのか?



「まだ…ハッキリとは決まってないもん。」
「でもさ、進が言ってたじゃん?
何てったっけ?
『喜んでっ!』とか何とか
ところで何か匂いしない?」



類の言葉にハッとして、2人の話が気になってかなり前のめりになって近づき過ぎていた事に気付き、そっと木陰に隠れた。



「え?そうかな……
今朝から鼻詰まってて分かんない…
って言うかあれはっ!
返事とは言わないでしょっ。
進のやつ…1人で舞い上がっちゃって。」
「ふーん。じゃあ断ったんだ?」
「…ううん。」



気づかれなかった事にホッとしたが、見合いを断って無い事に彼女の迷いが見えた。

出て行って抱きしめてやりたい気持ちにかられ、一歩踏み出そうとした時に足元に猫がまとわりついてきた。

「今それどころじゃねーんだよ。あっち行けっ!!」

小声で寄ってきた猫を追い払おうとするも、遊んでくれると勘違いしたのか更にまとわりついてきた。



「今なんか、ガサガサって音しなかった?」
「キツネかウサギかもね。この辺田舎だから良く居るんだ。」
「それで、決めたの?」
「………そんな簡単には決められないよ。」
「でも断るなら早くしないと、家族同士は随分盛り上がってんじゃない?」




見合いの席でも乗り気だったし、あの親父さん達が彼女の気持ちをよそに大騒ぎしている姿が目に浮かぶ。




「健太郎さんはとってもいい人だしね。
家族思いで優しいんだ。
畑の仕事も楽しそうだし、そこで採れたトウモロコシ!
すっごい甘いんだよ!
パパもママも、健太郎さんとならきっと幸せになれるって喜んでた。
だからちゃんと返事しようと思ってるよ。」
「ふぅん。」
「何?何か言いたいなら言ってよ。」
「……別にいいんじゃない?俺は牧野が幸せならそれでいいし。」




おいっ、類!!
なんで引き留めねーんだよっ!!!

彼女の結婚相手は俺しか居ねーだろっ!


そう言って出て行きたくなる気持ちを押さえて、牧野気持ちが聞けるのを待った。
だが、彼女は困ったように乾いた笑いをするだけ。

いい人だとか、両親が喜ぶからだとか野菜が美味いだとか…自分に言い聞かせているように感じた。




「そんな顔したって、俺は牧野の思う通りの事なんて言ってあげれない。」
「……何も言ってないじゃん。」
「牧野が幸せならそれでいいよ。
そんなに悩むなら俺にすれば?
ウチは牧野ならいつでも歓迎だからね。」
「花沢類って時々意地悪だよね。」



ふざけんなっ!!!
牧野は俺のものなんだよっ!

ギリギリと歯を軋ませながら類を睨みつけた。









「こんな所で何してんの?」

いつの間にか、類は牧野と別れたらしく俺の目の前に立っていた。


「いやっ、ちょっと仕事でな…」
「NYに居るはずの司がこんな所にいる訳ないでしょ。ほら、帰るよっ!」
「俺は牧野を引き留めにっ…」
「牧野の人生を決めるのは彼女自身だよ。ちゃんと信じてやりなよ。」
「だけどあいつは…」
「もう10年だよ。司がとやかく言う事じゃ無いんじゃない。」
「それに、類!!!おまえにすればってどう言う意味だよっ!!」
「もう、煩いなぁ。黙って付いてこないと俺が牧野と結婚しちゃうよ。」


「おい、待て!類っ!!!」


類に言いたいことも沢山あったはずなのに、類なら牧野もOKしちまうかもしれ無いと思う気持ちも捨てきれず…俺を置いて歩いている類の後を黙ってついて行った。


リムジンに押し込まれ、寒い公園に居たからか、暖かさに包まれてフッと意識が遠のいていった。




「なんだ、ちゃんと幸せになってるんだ。だったらわざわざ来なくてもいいのに…。」

俺の左手の指にはまっている物をみて、ボソッと類が呟いた言葉は俺には聞こえなかった。
















「もうっ!こんな所で寝てたら風邪ひくよ〜。」

つくしの声で目が覚め、ボーっとする頭の中を整理する。

そうだ!
こんな所で寝てる場合じゃねぇ!


慌てて起き上がると、一緒にソファに寝ていたチャーリーが飛び退いた。


「フギャッ!!」
「悪りぃ。ちょっと類んところ行ってくる!」
「えっ、ちょっと待って。あたしも行きたい。」


本当なら会わせたくねぇが、彼女のお願いを断るわけも出来ず、一緒に邸を出て類の所へ車を走らせた。


バンッとドアを開け、類にお見合い相手の情報をよこせと突っ掛かったが、相変わらずマイペースな類。


「煩いよ司。
って言うか、やっと見てきたんだ?
遅くない?」
「……は?」
「あの日拾った猛獣、大人しくさせんの苦労したんだよ……あ。」
「る、類お前………!」


思いもよらぬ類の言葉に思考回路が停止し、言葉を詰まらせた。


「司、急に出掛けてどうしたの?
花沢類〜お邪魔します?」


入り口で、メイドなんかに挨拶をしていたつくし が俺から遅れて部屋に入ってきた。

類の発言でちょっと引っ掛かったことも、見合い相手についても、これ以上聞くことが出来なかったが、俺の隣で美味そうにスコーンを食っている姿を見て、まぁいいか…と思った。






Ariaさんの『君の隣』を読んで、どうしても司くんも動向が気になってしまい…書かせてもらいました(´∀`)
類くんとつくしちゃんの会話の後ろで、ジタバタしてる司くんを楽しんでもらえれば嬉しいです(*≧∀≦*)






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